番号 | 盤面 | 説明 |
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この形もよく見かけます。 黒先でどうなりますか? |
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この形は黒の小ゲイマジマリに白が 三々に入ってきて、黒12までとなった形が想定されます。 |
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死活の基本としてまず考えることは、 1.生きるときはフトコロを広げる 2.殺すときはフトコロを狭める ということです。 ということで、今回は殺すときなので、フトコロを狭める黒1を まず考えるということになります。 |
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しかし今回は白2とサガリを打たれて、 この形はクシ形のイキとなってしまいます。 |
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となると黒Aか黒Bではないかと、 見当がつくと思います。 |
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AかBと見当がつかないときは、 黒A,B,C,D,E,F,G,H,Iとしらみつぶしに 読む必要があります。 |
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例えば黒1と打つと白2とツギを打たれて、 黒3には白4となって、AとBが見合いでイキとなります。 |
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では本命の黒1と打つとどうなるのかを 調べます。 |
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黒1に対して白2のところを切られると、 右の白2子が取られてしまい、生きることが できなくなるので、白2とツギを打つと、 黒3と打たれ、白4となった形は 5目ナカデの死にとなっています。 |
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ということで、白は2と打つしかありません。 次に黒AかBが考えられます。 |
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黒1を考えてみます。 白2には黒3と打ちます。 白は4と打つしかありませんが、 そこで黒5と打つとオイオトシとなり、 白死にとなります。 |
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黒1には白2と打ちます。 |
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ここで黒1は白2でイキとなります。 |
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黒1も白2でイキになります。 |
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ということで、この形は白生きです。 |
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次に黒1を考えます。 |
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黒1に白2と打つと、黒3で白死にです。 |
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黒1には白2と打ち、黒3には白4で白生きです。 |
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ということで、黒1は白2で白生きとなります。 |
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次に黒1を考えてみます。 |
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白1のとき黒2と打つと、白3、黒4でコウになります。 がこれが正解ではありません。 |
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白1のとき黒2が正解となります。 白3と受けるしかなく、黒4がキキます。 白5に黒6とホウリコミを打ってコウとなります。 |
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まとめ この形は黒1、3でコウです。 |