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天頂の囲碁6と9子局 その1

天頂の囲碁6の7段に9子で挑戦してみました。

対局日:2017年5月7日   黒9子:私   白:天頂の囲碁6(7段)

白1とカカってきました。

これに対しいくつか打ち方がありますが・・・
置き碁の教科書とおりの黒1、3と打ちました。
白は1と打ってきました。
次に白aとスベリを打たれると嫌なので・・・
黒1と鉄柱です。

こうして相手の連絡を防ぎ、白を攻めます。
白は1とカケてきました。
黒は2と打って白からの封鎖を防ぎました。
白aからのデギリはシチョウでとれます。
白は1と打ってきました。

黒はどう打ちますか?
<参考図>

次に白1と打たれると、次に白a、bが見合いになるので、
これを防ぐように打ちました。


黒1と中央をしっかりつながりました。
これで中央の黒が安全になりました。

白1には自然と黒2と打ち、上辺が黒地になりそうです。

白は3と打ってきました。

黒はどこに打ちますか?
黒1と打ち、白の根拠を奪い、黒の根拠を作りました。
白aからのデギリのキキもなくしています。

逆にここを白に打たれると、白に根拠ができ、
白aからのデギリが出てきます。
白は1とひとつ打ってこの白を強化してから、
白3と打ってきました。

黒は自然に4と打ちました。


白1にはありがたく、黒2と打ちましたが、
ここで白3と隅にツケてきました。

黒はどう打つものでしょうか?
<参考図>

もちろん黒1、3と平凡に打つ手もあるでしょうが、
白を分断していきたい気もします。
<参考図>

黒1と打つとどうなるか考えました。
<参考図>

白1は必然で、黒2に白3とくれば、
黒4に白は切断されてしまうので、白5となり、
白9のとき黒10と切れば、白まずいでしょう。
<参考図>

白1とカカエれば、
黒2、4と隅を取ってしまいます。
<参考図>

白1とツギを打てば、
黒2と白を切断してしまいます。
<参考図>

黒1に白2とくれば・・・
<参考図>

黒1、3として、白4とツギを打てば、
黒5、7と白を切断できます。
<参考図>

黒1に白2とカカエてきたら・・・
<参考図>

黒1とキリです。
黒5に白6とオサエてきたら・・・
<参考図>

黒11まで白を取れます。
<参考図>

白1には黒2とオサエて、
黒6まで白を取れます。
<参考図>

白1とくれば、黒2、4と打ち、
白5のとき一旦黒6と打ちます。
<参考図>

白1なら黒2で黒イキです。
<参考図>

白1なら黒2、4で白を取ることができます。
実戦では白4ときました。
白10のとき、実戦では黒11と打ってしまいましたが、
黒11では黒aと打つのでした。
ところが、白はツギを打たず、白1、3ときたため、
黒4、6と白3子を取ることができて、
これは黒大成功でしょう。
白9まで白は一応治まりましたが、
黒は壁ができて不満ありません。
黒は1とシマリを打ちました。

白は2とツケてきました。
黒はどう打ちますか?
黒1と外からオサエました。

こういうところは大体外からオサエがいいと思います。
白2には黒3とカタツギするところだと思います。
黒11まで黒いいと思います。
白1と打ち込んできました。
白aのスベリを狙われていますが、黒どう打ちますか?
黒は△の黒の壁があるので、a方面に打つ気はしません。

黒1と打ち、白の分断を図りました。
白1、3と打ったため、黒2、4が来て、
右上の白が弱体化してきました。
白8までとなったところで、
黒はいよいよ右上の白を攻めます。
黒9までとなったとき、
白は投了となりました。
しかしここで終わるとどうなるかまだ分からないので、
投了にはキャンセルして、続行しました。
黒4、6となって中央の白にも障ってきました。
白2なら黒3でこの白は死にです。
黒3のところで、再度白が投了となりました。

この白が死んではさすがにはっきりしたので、
ここで終了しました。
最終局面
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