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囲碁の「次の一手タスク」をニューラルネットワークで作る
学習用データの作成1 SGFファイル
ニューラルネットワークの作り、盤面の入力方法もできたところで、
後は学習用データがあれば、準備ができるということになります。
7路盤の棋譜(SGFファイル)は左のようになります。
14行目の「;B[dd];W[dc]・・・」の部分が手順を示しています。
これを黒の手番の局面ごとに入力できるデータにする必要があります。
SGF形式では座標は左図のとおり
(セルの升目が盤の交点とします。)
;B[dd];W[dc];B[cc];W[ed];B[ee];W[ec]
という棋譜は左図のとおりとなります。
では、石の置かれた点に黒石や白石を配置してやればいいかというと、そうではありません。
石が取られるということもあるからです。
そのため一手ごとに石がとられるか確認し、取られる場合はその石を
取り除いた配置でデータを作成する必要があります。
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