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囲碁の「次の一手タスク」をニューラルネットワークで作る

学習させて次の一手を打たせてみた2

前回棋譜(SGFファイル)を300個作成して、学習させて次の一手を打たせてみました。
そこで分かったのは90度回転していたりするとうまくいかなくなっているということでした。

「アルファ碁解体新書」の101ページに棋譜を回転・反転させて8倍に拡張しているということが、
書いてありました。

 そこで、300個の棋譜を8倍の2400個に拡張して学習させてみました。

1 盤上に石が打たれていないときの黒の次の一手(初手)です。

値が1番大きいものを赤、2・3番目のものをオレンジ、4番目のものを白
その他をピンク色で表示しています。

天元が0.146と一番大きい値となっています。

青は実際に打った手です。
2 この局面でも値が一番大きい手がいい手になっています。
値が2番目のものもいい感じです。
3 この局面でも値が一番おおきいところがいい手になっています。

値が2、3、4番目の手もありうる手です。
4 この局面は値が一番おおきいところと2番目におおきいところが
いい手になっています。
5 この局面でも値が一番おおきいところがいい手になっています。
6 この局面でも一番目に値の大きいところがいい手になっています。
7 この局面でも一番目に値の大きい手がいい手になっています。
8 この局面でも一番値がおおきいところがいい手になっています。
9 この局面では3番目に値の大きい手がいい手になっています。
10 この局面では値が大きい手はいい手を逃しています。
11 この局面では値が一番大きい手がいい手になっています。

さてこの結果ですがこの場合だけでなく、回転していたりしても今回は
大体うまくいっていました。

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